

未完成のヒトガタ
「空白の肖像 古代青銅器と人々」6つ並ぶヒトガタの右端 「空白の肖像 古代青銅器と人々」を鑑賞した方々から「左の4つはピカピカで、右の2つが異なっているのはどのような意図なのでしょうか?」とご質問いただきました。 展示台の上に並んだ青銅器をもったヒトガタは、左から右に向かって時代が進んでいくような並びになっています。 ピカピカしていない右の2つは鋳込み後に鋳型から取り出したばかりの姿(1番右)と、そこから少し仕上げを進めた状態のもの(右から2番目)です。 古代青銅器が繁栄した時代は長く、さまざまな青銅器とその青銅器が登場する時代に生きていた「空白の肖像」のヒトガタのイメージはこの展示台から溢れていきます。今回の作品の完成とする姿を左4つとすると、右2つは未完成。この未完成の作品のあとにはまだ鋳物になっていない原型やイメージ段階のヒトガタが続いていきます。展示台の上では終わらずに、さらにこのあとにもまだまだイメージは続いていきます。 今回の鋳物の工程には【原型→鋳型→鋳込み→型ばらし→仕上げ】があり、展示台上で左からこの状態を逆に並べていったことに
2023年10月8日


「泉屋ビエンナーレ2023 Re-sonation ひびきあう聲」泉屋博古館、京都
現在、京都の泉屋博古館さまにて開催中の「泉屋ビエンナーレ2023 Re-sonation ひびきあう聲」では、10名の現代作家が約3000年前の中国古代青銅器からインスピレーションを受けて制作した作品とそのインスピレーション元となった青銅器たちを見ていただくことができます。
2023年10月6日





