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「かけらを探す」
2018.10.12(金)-10.17(水)
12:00-19:00 ※最終日15:00close
フリュウ・ギャラリー
東京都文京区千駄木1-22-29 白石ビル1F
フリュウ・ギャラリー
在廊日:10.13(土) 14(日) 17(水) 終日在廊
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東京藝術大学大学院美術研究科博士審査展2017
会期:平成29年12月12日(火)〜21日(木)
10:00〜17:00(入場は16:30まで)
会場:東京藝術大学大学美術館
住所:東京都台東区上野公園12-8
入場料:無料
休館日:なし
主催:東京藝術大学
協賛:株式会社ストライダーズ
URL:http://dr-exhibition.geidai.ac.jp
Tokyo University of the Arts Doctoral Program Final Exhibition 2017
12 December (Tue)~21 December (Thu) 2017
Open every day 10:00-17:00 (last admission 16:30)
Admission Free
The University Art Museum in Ueno Campus
(Ueno park 12-8.Taito-ku Tokyo)
Organized by Tokyo University of the Arts
Supported by Striders Co.
URL:http://dr-exhibition.geidai.ac.jp
「満ちて空っぽ」(2017年)
サイズ:可変
素材:真鍮・ガラス・タンポポの綿毛・木・紙・鉛筆・アクリル絵具 ・その他
「Full nothingness」(2017)
size : variable
material : brass,glass,dandelion puffball,wood,paper,pencil,acrylic paint, etc.
<博士審査展出品作品「満ちて空っぽ」について>
今作品では、生命のあり方を、命がつながっていく様々な「巡り」の中で考え、絶え間なく緩やかに流れゆくように感じられる、その「巡り」に漂う気配を捉えようとしました。作品には、自身の現在の等身大の生と死に対する眼差しが表れています。
これまで、姉の死を体験したことからはじまった、生と死への様々な思いを作品のテーマにしてきました。今作品では、新たに登場するウサギのモチーフから広がった想像により、より等身大の死生観へと近づく表現に迫れたのではないかと思います。
猟師によって、狩猟期の11月から2月の間に捕らえられる野うさぎは、真っ白な雪の中に、真っ白な羽毛を纏い、真っ赤な血を滲ませながら横たわっていました。(秋田のマタギの資料より)その景色には、時が止まったような静寂さと、雪と羽毛の柔らかさと赤い血との対比から受ける衝撃とが同居していました。生物が生き絶えてしまった恐怖ではなく、このウサギの生命が、次の何者かの糧となり、さらに次へ次へと続いていく、静寂でありながら、超大なエネルギーである生命の巡りを感じ、その感覚に身体が熱くなりました。そして、その巡りの中に自身も取り込まれているのだと感じることにより、満たされたような気持ちになりました。
生と死を考えるきっかけとなった姉の死に対する悲しみは未だ深く心に刻まれたままですが、生と死の捉え方を広く豊かにしていくことで、自身を含めた生命全てのより豊かな生き方・死に方についての思考が深まっていくと感じています。
作品タイトルの「満ちて空っぽ」の「満ちて」には、生命の巡りに感じる「光」が満ちています。「光」とは生と死を超越した、静寂でありながら、超大なエネルギーのことを意味しており、その「光」が満ちた「空っぽ」とは、常に存在しながら肉眼では見ることができない、生と死の出発地点であり、終着地点でもある、いわば生命そのものです。

「潤inoue.×柴田早穂」
2016.05.011(Wed)-05.29(Sun)
10:00-20:00 ※最終日17:00close
東京国際フォーラムB棟1階
フォーラム・アート・ショップ内ギャラリー
フォーラム・アート・ショップ
在廊日:05.11(wed) 12(Thu) 13(Fri) 14(Sat) 15(Sun) 14:00-18:00
05.21(Sat) 22(Sun) 28(Sat) 10:00-18:00
05.29(Sun) 14:00-17:00 ※最終日

