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東京藝術大学と東御市と地域による域学連携事業
「天空の芸術祭2021 −崩壊の時代から創生へ−」
2021.10.9(土)-11.7(日)の“金土日祝”開催
10:00-16:00
https://tenkuartfes.com/
会場 / 長野県東御市、北御牧地区、海野宿
アーティスティックディレクター /
赤沼潔(東京藝術大学美術学部工芸科鋳金教授)
西村雄輔(東京藝術大学美術学部准教授油画第五研究室)
主催 / 天空の芸術祭 2021 実行委員会
お問合せ / 天空の芸術祭 2021 実行委員会事務局
tenkuartfes@gmail.com
「土地の記憶と巡る旅」
杉、松、檜、ブロンズ / 可変 / 2021

「見えている世界はほんの少しだけ」
真鍮 / H900×W900×D380mm / 2017
【展示作品】
「土地の記憶と巡る旅」
制作協力:入沢図工 / 設営協力:石川将士
設置協力:(屋内展示)海野宿滞在型交流施設 うんのわ ~une noix~、海野宿 福嶋屋
(屋外展示)海野宿滞在型交流施設 うんのわ ~une noix~、古民家カフェギャラリー 麦、上州屋、嶋屋、金八屋
海野宿に訪れ、この土地の歴史と現在暮らしながらこの土地を守っている人々のことについて思いを巡らせてきました。そして、過去から現在、そして未来へと続いていく時間の流れの中で生きている自身の存在を改めて見つめ、同時に過ぎ去ってしまった時間と今ここにはいない不在の存在を強く感じました。“今”の記憶が未来では“過去”の記憶となり、その過去の記憶と共に私たちは生きています。海野宿の“今”の記憶を留め、それが“過去”の記憶となり、誰かの人生に寄り添い、共に歩んでいけたらと考えました。
そこで、“今”の記憶を留めることで、これまでのものの見え方に少しの変化を生じさせ、その体験が誰かの“過去”の記憶となっていくことをコンセプトに作品制作を行いました。
この土地の記憶をどのように留めようかと考えながら海野宿の通りをゆっくり歩いているとき、植え込みから落ちた植物が目にとまりました。これらの植物は時間の経過と共に朽ちて姿を失います。それらが朽ちて無くなってしまう前に、“焼失原型鋳造”という技法を用いて植物のかたちを金属で留めました。本物の植物を原型とし、金属を流し込むための鋳型の中で焼成することで植物のかたちの空洞が生まれます。その空洞に約1000 ℃で溶解した金属を流し込みます。
また、この海野宿には特徴的な建築様式を含む魅力的な街並みがあり、それらをモチーフとした木の構造体を制作してもらい、植物のかたちを留めた金属と組み合わせました。木の構造体部分は、木工作家の入沢図工さんに制作協力をお願いし、共同制作を行いました。
「見えている世界はほんの少しだけ」
設置協力:海野宿滞在型交流施設 うんのわ ~une noix~
何かを知るたびに自身の見ることができている世界はほんの少しだけなのだと感じます。様々な世界の状況があり、人々の思考があり、物事はとても複雑な要素で構成されています。「見えている世界はほんの少しだけ」だと感じたとき、さらに外側の世界を覗きたい、多くの人々の思考に触れてみたい、という気持ちが生まれ膨らんでいきました。
この作品は自身の現状を見つめ、これから知らない世界へと繋がっていこうとする、その一瞬の戸惑いや希望が膨らみかける瞬間のイメージです。

「図鑑展ワンダーランド!」
2021.10.9(土)-11.128(日)
11:00-18:00
休業日:月曜定休、11月2日(火)
藝大アートプラザ
https://artplaza.geidai.ac.jp/gallery/
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「かけらを探す」
2018.10.12(金)-10.17(水)
12:00-19:00 ※最終日15:00close
フリュウ・ギャラリー
東京都文京区千駄木1-22-29 白石ビル1F
フリュウ・ギャラリー
在廊日:10.13(土) 14(日) 17(水) 終日在廊






「東京藝術大学大学院美術研究科博士審査展2017」
会期:平成29年12月12日(火)〜21日(木)
10:00〜17:00(入場は16:30まで)
会場:東京藝術大学大学美術館
住所:東京都台東区上野公園12-8
入場料:無料
休館日:なし
主催:東京藝術大学
協賛:株式会社ストライダーズ
URL:http://dr-exhibition.geidai.ac.jp
「Tokyo University of the Arts Doctoral Program Final Exhibition 2017」
12 December (Tue)~21 December (Thu) 2017
Open every day 10:00-17:00 (last admission 16:30)
Admission Free
The University Art Museum in Ueno Campus
(Ueno park 12-8.Taito-ku Tokyo)
Organized by Tokyo University of the Arts
Supported by Striders Co.
URL:http://dr-exhibition.geidai.ac.jp
【博士審査展出品作品「満ちて空っぽ」について】
今作品では、生命のあり方を、命がつながっていく様々な「巡り」の中で考え、絶え間なく緩やかに流れゆくように感じられる、その「巡り」に漂う気配を捉えようとしました。作品には、自身の現在の等身大の生と死に対する眼差しが表れています。
これまで、姉の死を体験したことからはじまった、生と死への様々な思いを作品のテーマにしてきました。今作品では、新たに登場するウサギのモチーフから広がった想像により、より等身大の死生観へと近づく表現に迫れたのではないかと思います。
猟師によって、狩猟期の11月から2月の間に捕らえられる野うさぎは、真っ白な雪の中に、真っ白な羽毛を纏い、真っ赤な血を滲ませながら横たわっていました。(秋田のマタギの資料より)その景色には、時が止まったような静寂さと、雪と羽毛の柔らかさと赤い血との対比から受ける衝撃とが同居していました。生物が生き絶えてしまった恐怖ではなく、このウサギの生命が、次の何者かの糧となり、さらに次へ次へと続いていく、静寂でありながら、超大なエネルギーである生命の巡りを感じ、その感覚に身体が熱くなりました。そして、その巡りの中に自身も取り込まれているのだと感じることにより、満たされたような気持ちになりました。
生と死を考えるきっかけとなった姉の死に対する悲しみは未だ深く心に刻まれたままですが、生と死の捉え方を広く豊かにしていくことで、自身を含めた生命全てのより豊かな生き方・死に方についての思考が深まっていくと感じています。
作品タイトルの「満ちて空っぽ」の「満ちて」には、生命の巡りに感じる「光」が満ちています。「光」とは生と死を超越した、静寂でありながら、超大なエネルギーのことを意味しており、その「光」が満ちた「空っぽ」とは、常に存在しながら肉眼では見ることができない、生と死の出発地点であり、終着地点でもある、いわば生命そのものです。
「満ちて空っぽ」
真鍮、ガラス、タンポポの綿毛、木、紙、鉛筆、アクリル絵具 、
その他 / 可変 / 2017
「Full nothingness」
brass,glass,dandelion puffball,wood,paper,pencil,acrylic paint, etc.
/ variable / 2017

「潤inoue.×柴田早穂」
2016.05.011(Wed)-05.29(Sun)
10:00-20:00 ※最終日17:00close
東京国際フォーラムB棟1階
フォーラム・アート・ショップ内ギャラリー
フォーラム・アート・ショップ
在廊日:05.11(wed) 12(Thu) 13(Fri) 14(Sat) 15(Sun) 14:00-18:00
05.21(Sat) 22(Sun) 28(Sat) 10:00-18:00
05.29(Sun) 14:00-17:00 ※最終日


柴田早穂 作品展 「いるといないの間」
2016.04.06(Wed)-04.26(Tue)
10:30-19:30
日本橋三越本店本館 6F 美術 +ART art goods store
日本橋三越本店
ART PRINT JAPAN
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